Photoshopの画面構成(その2)

作成:2007/06/23
改訂:2008/04/06
対応Photoshopバージョン:CS3




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ここではPhotoshopCS3の画面構成と作業エリアでの基本的な使用方法について紹介します。

改訂履歴:2008/02/23 「数値設定の方法」にスクリーンショットを追加しました。
改訂履歴:2008/03/09 「描画色と背景色の選択」を、別のページに移動させました。
改訂履歴:2008/04/06 「ヒストリー機能」を、追記しました。


もくじ

新規画像の作成

Photoshopで新規画像を作成する際には、[ファイル]メニューの[新規...]コマンドを使用します。

  1. [ファイル]メニューの[新規...]を選択します。次のようなダイアログボックスが表示されます。



  2. 「プリセット」で画像を利用する媒体を選択すると、「サイズ」で代表的なサイズが選択できるようになります。
    たとえばプリセットに「Web」を指定して「サイズ」を選択すると、幅や高さ、解像度がそれに応じて切り替わります。
    もちろん、自由に数値を入力することも可能です。
    「写真」のL横長を指定したとき。

    「Web」の「標準の長方形」を指定したとき。


  3. [OK]をクリックすると、画像が作成されます。


    ヒント:クリップボードに画像がある場合は、「プリセット」でクリップボードを選択して、その画像のサイズを引き継ぐことができます。



画像ウィンドウの情報表示

Photoshopで画像ファイルを開いたときの画像ウィンドウは「ドキュメントウィンドウ」と呼ばれます。
このウィンドウでは、様々なファイル情報の表示ができます。

  1. [ファイル]メニューから[開く...]を選択して、任意の画像を開きます。



  2. ドキュメントウィンドウの下部にある、三角マークをクリックします。「ステータス表示」を選ぶと次のようなメニューが現れます。
    任意のものを選択し、表示が切り替わるのを確認してください。


    ヒント:表示は以下のように切り替わります。
    ・「ファイルサイズ」=画像の印刷時のサイズ(左側)と画像のファイルサイズ(右側)。
    ・「ドキュメントのプロファイル」=その画像に設定されているカラー情報。
    ・「ドキュメントのサイズ」=画像の大きさ。
    ・「仮想記憶サイズ」=メモリの使用量(左側)と利用できる メモリの容量(右側)
    ・「効率」=実メモリを使用している割合。100%を下回っていると、そのぶんはディスクの仮想メモリが使用されていることになります。
    ・「時間」=直前に実行したコマンドなどに要した時間。
    ・「現在のツール」=現在使用中のツールの名前。

    ・「VersionCue」=AdobeのCSシリーズで利用されるバージョン管理機能、VersionCueを利用しているときに情報が表示されます。
    ・「32bit露光量」= 32 bit/チャンネルのHDR(HighDynamicRange)画像を扱うとき、モニタ上でのプレビューを調整します。


ヒストリー機能

Photoshopでは、直前の操作だけでなく、何段階か前の操作まで戻ってやりなおすことができます。

  1. 任意の画像を開き、ブラシツールなどで適当に画像の上を何度かドラッグしてみます。


  2. ヒストリーパレット(画面に見当たらない場合は、[ウィンドウ]メニューの[ヒストリー]を選択)
    を開き、適当な位置をクリックします。その時点まで画面が戻ります。



    ヒント1:ヒストリーパレットで管理できる数はデフォルトで20件までですが、[環境設定]→[パフォーマンス]の[ヒストリー数]で設定できます。


    ヒント2:ヒストリーパレットの下にある[新規スナップショットを作成]ボタンをクリックすると、その時点の状態を一時的に保存しておくことができます。




数値設定の方法

Photoshopでは、ツールやパレットなどで数値設定を行う部分があります。
数値設定には、いくつもの方法がありますので、ご自身が便利と思われる方法で使用してみてください。

  1. ここでは例として、レイヤーパレットを使います。
    任意の画像を開き、レイヤーを追加(パレット下のボタンをクリックすると追加できます)、または選択します。


  2. 例えば、レイヤーパレットの不透明度では、次の方法で数値設定が可能です。
    1. 数値を直接入力する


    2. 数値の横の三角マークをクリックしてスライダを操作する


    3. 「不透明度」の文字のあたりにマウスポインタを移動させてスクラブスライダを表示させ、
      これを左右にドラッグする(下図)



★今回のまとめ★
今回は次の内容を学習しました。







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