選択範囲の記録とアルファチャンネル

作成:2009/04/26
改訂:----/--/--




Photoshop講座へ戻る ホームページへ戻る

改訂履歴 2009/04/26 初版


選択範囲の記録とアルファチャンネル

「アルファチャンネル」とは、画像を構成している「チャンネル」という要素にプラスアルファされた、特殊なチャンネルのことです。Photoshopではアルファチャンネルに選択範囲を記録したり、またアルファチャンネル自体を編集したりできます。
アルファチャンネルは画像の一部を保護する「マスク」としてよく利用されます。

  1. Photoshopを起動し、練習用に適当な画像を開きます。



  2. ツールボックスから楕円形選択ツール()を選択します(みつからない場合は、選択ツールの部分でマウスボタンを押したままにすると出てきます)。


  3. 画像で適当にドラッグして、選択範囲を作成します。



  4. メニューから[選択範囲]→[選択範囲を保存...]を選びます。
    次のようなダイアログボックスが表示されます。



  5. そのまま[OK]ボタンをクリックします。画像上には特に変化はありませんが、これで選択範囲は「アルファチャンネル1」として記録されます。チャンネルパネル(画面上にみあたらないときは、[ウィンドウ]→[チャンネル]を選んでください)に存在することを確認します。



  6. チャンネルパネルで、「アルファチャンネル1」をクリックしてアクティブにします。



    選択範囲の内側が白色、外側が黒色になっているのがわかります。


  7. チャンネルパネルで、「RGB」をクリックすると画像はもとに戻ります。



  8. いったん、選択範囲を解除(Ctrl+Dキー(Mac:Cmd+Dキー)を押す)して、選択範囲を画面からなくします。



  9. [選択範囲]メニューの[選択範囲を読み込む...]を選んで、「アルファチャンネル1」を指定して実行します。



  10. 選択範囲が復帰します。



  11. アルファチャンネルは、チャンネルパネルの下にある、「新規チャンネルを作成」ボタンをクリックして作成することもできます。





  12. 作成されたアルファチャンネルをブラシツールなどで編集し、これを読み込むと、様々な形の選択範囲を作成することができます。
    ここでは、薄いグラデーションをアルファチャンネルに適用し、これを読み込んで、[Delete]キーを押してみました。








Photoshop講座へ戻る ホームページへ戻る

www.fmod.jp