選択範囲の記録とアルファチャンネル

作成:2010/08/09
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改訂履歴 2010/08/09 初版


選択範囲の記録とアルファチャンネル

「アルファチャンネル」とは、画像を構成している「チャンネル」という要素にプラスアルファされた、特殊なチャンネルのことです。 アルファチャンネルは画像の一部を保護する「マスク」としてよく利用されます。

  1. 画像に選択範囲を作成します。

    Original Photo by Seattle Miles


  2. メニューから[選択範囲]→[選択範囲を保存...]を選びます。
    次のようなダイアログボックスが表示されます。



  3. そのまま[OK]ボタンをクリックします。画像上には特に変化はありませんが、これで選択範囲は「アルファチャンネル1」として記録されます。


  4. チャンネルパネル(画面上にみあたらないときは、[ウィンドウ]→[チャンネル]を選んでください)に存在することを確認します。



  5. チャンネルパネルで、「アルファチャンネル1」をクリックしてアクティブにします。
    選択範囲の内側が白色、外側が黒色になっています。白い部分が選択範囲、黒い部分が選択範囲外です。





  6. チャンネルパネルで、「RGB」をクリックすると画像はもとに戻ります。



  7. いったん、選択範囲を解除(Ctrl+Dキー(Mac:Cmd+Dキー)を押す)して、選択範囲を画面からなくします。



  8. [選択範囲]メニューの[選択範囲を読み込む...]を選んで、「アルファチャンネル1」を指定して実行します。



  9. 選択範囲が復帰します。



  10. アルファチャンネルは、チャンネルパネルの下にある、「新規チャンネルを作成」ボタンをクリックして作成することもできます。最初は真っ黒けです。



  11. 作成されたアルファチャンネルをブラシツールなどで編集し、これを読み込むと、様々な形の選択範囲を作成することができます。
    ここでは、薄いグラデーションをアルファチャンネルに適用し、これを読み込んで、白色で塗りつぶしてみました([編集]メニューの[塗りつぶし...])。








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