アクションのカスタマイズ

作成:2010/08/13




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改訂履歴 2010/08/13 初版


コマンドの追加

作成されたアクションの任意の位置にあとからコマンドを追加できます。

  1. アクションパネルで、アクションに含まれているコマンドをクリックして選択します。



  2. アクションパネルのメニュー(パレット右上の小さな三角マークをクリック)から[メニュー項目を挿入...]を選択します。次のようなダイアログボックスが表示されます。





  3. そのまま、[フィルター]メニューの[変形]から[シアー...]を選択します。


  4. ダイアログボックスには「変形:シアー」の記述が自動的に入りますので、そのまま[OK]で閉じます。



  5. アクションに「シアー」が加わります。


なお、追加したコマンドを含めて、アクション内のコマンドの位置はドラッグ&ドロップで任意の場所に移動できます。


中止を挿入してメッセージを表示する

ユーザーに注意を促すなど、アクションの実行途中になんらかのメッセージを挿入したい場合は、アクションパレットのメニューにある、「中止を挿入...」を使います。

  1. 「中止を挿入...」を選択すると、ダイアログが表示されますので、ボックス内に任意のメッセージを記述します。




  2. 「続行許可」オプションをオンにしていると、メッセージ表示のダイアログに[続行]ボタンが表示されます(逆にいうと、これがオンでないとアクションはその時点で[停止]するしかなくなります)。



その他の機能

  • 再起録
    アクションパレットのメニュー(パレット右上の三角マークの中)にあります。指定されたアクションを選んでから実行すると、コマンドのステップごとに実行を停止してユーザーの入力を再起録できます。完成してしまったアクション内のパラメータを変更するときなどに便利です。


  • 再生オプション
    アクションパレットのメニューにあります。アクションの実行時の状態を指定できます。「高速」にすると、アクション実行中の画面描画を抑制するため、多少動作が速くなります。



  • ボタンモード
    アクションパレットのメニューにあります。アクションをボタン形式で表示し、個々のアクション内のコマンドはパレットから隠されます。
    ボタンをクリックした時点でアクションが開始されるようになります(解除するときはもう一度この項目を選択します)。



  • アクションの置き換え
    アクションパレットのメニューにあります。選択されたアクションを任意の媒体に格納済みのアクションファイルで置き換えます。


  • 初期設定に戻す
    アクションパレットのメニューにあります。文字どおり、パレットをPhotoshopインストール直後のアクションのみに戻します。実行する場合は、現在あるアクションセットをバックアップとしてファイルに保存しておいたほうがよいと思います。


  • バッチ処理
    [ファイル]メニューの[自動処理]から[バッチ...]を選ぶことで実行できます。アクションを連続で複数のファイルに適用できます。

    たとえば、特定のフォルダ内のすべての画像に同じ効果を与える必要のある場合などに便利です。






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