発光体
作成:01.20.1997
改訂:11.01.1998
チャンネル操作で文字の周囲を発光させます。
- 材料 特になし
- 道具 Adobe Photoshop2.5J以上(今回は4.0Jを使用しています)
- 新規ファイルの作成
今回はPhotoshopで200×100ピクセル、72dpiのファイルを新規作成しました。背景は黒で塗りつぶしておきました。
- 文字の入力
文字マスクツールで文字を入力します。ここではHelvetica
Blackの56ポイントを使用しています。
- 選択範囲の保存
[選択範囲]メニューから[選択範囲の保存]を選んで、#4チャンネルに文字を記録します。
- チャンネルのコピー
「#4」チャンネルをアクティブにします。
チャンネル・パレットのメニュー(右上の三角マーク)から「チャンネルの複製」を選択して「#4」チャンネルをコピーし、「#5」チャンネルを作成します。
自動的に「#5」がアクティブになります。
- 発光部分を作る
[選択範囲]メニュー[選択範囲の解除]を選び、選択範囲を解除しておきます。
[フィルタ]メニューの[その他]で[明るさの最大値...]を選択し、白い部分を拡張します。
今回は2ピクセルを適用しましたが、解像度が高い場合、この数値はもっと大きくします。

- 発光部分をぼかす
続けて[フィルタ]メニューの[ぼかし]から[ガウス...]を選択します。今回は半径2ピクセルを適用しましたが、解像度が高い場合、この数値はもっと大きくします。

- 文字の内側を選択
そのままの状態で[選択範囲]メニューから[選択範囲の読み込み]で「#4」を選び、#5チャンネルに#4チャンネルを読み込みます。
文字の少し内側が選択された状態になります。
- 文字のエッジを発光させる
[イメージ]メニューの[色調補正]から[階調反転]を選択します。これで文字のエッジ部分だけがくっきりします。
- RGBチャンネルで文字範囲を選択
RGBチャンネルに戻ります。
[選択範囲]メニュー[選択範囲の読み込み]で、「#4」を選択します。
- 文字を塗る
色パレットから好きな色を選択し、[編集]メニューの[塗りつぶし...]を前景色100%で適用します。

- 発光部分を塗る
[選択範囲]メニュー[選択範囲の読み込み...]で、「#5」を選択します。
色パレットから黄色など明るい色を選択し、[編集]メニューの[塗りつぶし]を描画色100%で適用します。
できあがり
おまけ
Photoshop4.0J用アクション
使用上の注意
アクションファイルの使用法はこちらをごらんください。 選択範囲に対して、上記の効果を適用します。新規ファイルの作成から選択範囲の設定(文字マスクによる入力)までを手動で行った後、ご利用ください。なお背景はRGBチャンネルにあらかじめ設定しておいてください。
重要
本ページのアクションファイルを利用して生じたトラブルについては、一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
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