焼けた鉄
作成:01.18.1998
改訂:--.--.--
焼けた鉄のような文字です。
雲模様フィルタを使いますが、このフィルタは乱数で雲を発生させるので、毎回できあがりのイメージが違ってしまいます。
お好みの状態になるまで何度かためしてみてください。
- 材料 特になし
- 道具 Adobe Photoshop4.0J
- 新規ファイルの作成
今回はPhotoshopで200×100ピクセル、72dpiのファイルを新規作成しました。
- 文字の入力
文字マスクツールで文字を入力します。ここではHelvetica
Blackの56ポイントを使用しています。
- 選択範囲を記録
[選択範囲]メニューの[選択範囲の記録...]で選択範囲を#4チャンネルに記録します。
*Photoshop5.0以上では、「アルファチャンネル1」という名前になり、以降同様に「アルファチャンネルn(nは数字)」という名前で追加されていきます。
- チャンネルを複製
チャンネル・パレットの「#4」をクリックしてアクティブにします。
チャンネル・パレットのメニュー(右上の三角マーク)から「チャネルの複製」を選択して「#5」チャネルを作成します。
自動的に「#5」チャネルがアクティブになり、チャンネルは左図のようになるはずです。[選択範囲]メニューから[選択範囲の解除]を選んでおいてください。
- #5チャンネルをぼかす
、 [フィルタ]メニューの[ぼかし]から[ガウス...]を選びます。今回は2ピクセルを適用しました。
- RGB作成・その1
チャンネルパレットの「RGB」をクリックして、RGBチャンネルに戻ります。
[選択範囲]メニューの[選択範囲の読み込み]で「#5」チャンネルを読み込みます。
- RGB作成・その2
[編集]メニューの[塗りつぶし]を黒色・不透明度100%で適用します。
- RGB作成・その3
今度は[選択範囲]メニューの[選択範囲の読み込み]で「#4」チャンネルを読み込みます。
さっきと同様、[編集]メニューの[塗りつぶし]を黒色・不透明度100%で適用します。
この時点では画像は左図のようになっていると思います。
- 雲模様フィルタ・その1
選択範囲は解除せずに[フィルタ]メニューの[描画]から[雲模様1]を選択します。
画像は左図のように変化します。
- 雲模様フィルタ・その2
選択範囲を解除して、[フィルタ]メニューの[描画]から[雲模様2]を選択します。
背景にも変化が加わります。
- モード変更
[イメージ]メニューの[モード]から[インデックスカラー]を選択します。
そのまま[OK]で適用します。
- 黒体輻射
[イメージ]メニューの[モード]から[カラーテーブル]を選択します(インデックスカラーモードでないと、このメニューは選択できません)。
[テーブル]で[黒体輻射]を選択し、[OK]で適用します。
- モードを戻す
[イメージ]メニューの[モード]から[RGBカラー]を選択します。
できあがり
おまけ
Photoshop4.0J用アクション
使用上の注意
アクションファイルの使用法はこちらをごらんください。 選択範囲に対して、上記の効果を適用します。新規ファイルの作成から選択範囲の設定(文字マスクによる入力)までを手動で行った後、ご利用ください。なお、アクションからモード変換を行うと、背景が手動の時とは異なったものになります(黒っぽくなる)。ご了承ください。
重要
本ページのアクションファイルを利用して生じたトラブルについては、一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
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