こすりつけた文字(Photoshop5.0)
作成:3/6/1999
改訂:--/--/--
文字に手でこすりつけたような劣化を与えてみます。
- 材料 特になし
- 道具 Adobe Photoshop(今回は5.0Jを使用しています)
- 新規ファイルの作成
今回はPhotoshopで200×100ピクセル、72dpiのファイルを新規作成しました。
- 文字マスクツールで文字を入力
文字マスクツールで文字を入力します。ここではHelveticaBlackの48ポイントを使用しています。
- 選択範囲を保存
[選択範囲]メニューの[選択範囲を保存...]を実行して、文字の範囲をアルファチャンネル1に記録します。

- チャンネルを複製
「アルファチャンネル1」をアクティブにします。
[選択範囲]メニューの[選択を解除]選んで、選択範囲は外しておきます。
チャンネルパレットのメニュー(パレット右上の三角マークをクリック)して、「チャンネルを複製...」を選択します。
あとでわかりやすくするため、今回は「rub1」という名前をつけました。
- もう一度チャンネルを複製
先のステップと同じ方法でチャンネルを複製し、「rub2」チャンネルを作成します。
この時点で、チャンネルパレットは図のようになっていると思います。
- 「rub1」チャンネルに風フィルタ適用
「rub1」チャンネルをアクティブにして、[フィルタ]メニューの[表現手法]から[風...]を選択します。種類「標準」、方向「右から」で適用します。

- 「rub2」チャンネルに逆方向から風フィルタ適用
今度は「rub2」チャンネルをアクティブにして、[フィルタ]メニューの[表現手法]から[風...]を選択します。種類「標準」、方向「左から」で適用します。

- チャンネルを演算
[イメージ]メニューの[演算...]を選択します。
第1元画像にチャンネル「rub1」、第2元画像にチャンネル「rub2」、描画モードに「比較(明)」を指定して実行します。
新規に「アルファチャンネル2」が作成され、これがアクティブになります。
- 「アルファチャンネル2」に拡散フィルタ適用
[フィルタ]メニューの「表現手法」から「拡散...」を選択して適用します。

- RGBで選択
RGBチャンネルに戻ります。
[選択範囲]メニューの[選択範囲を読み込む...]で「アルファチャンネル2」を選択します。
- 塗りつぶし
描画色に好きな色を選んでから、[編集]メニューの[塗りつぶし...]を描画色100パーセントで適用します。
できあがり
おまけ
Photoshop5.0J用アクション
使用上の注意
アクションファイルの使用法はこちらをごらんください。 上記の効果を適用します。新規ファイルの作成、文字マスクツールによる文字入力までを手動で行った後、ご利用ください。
重要
本ページのアクションファイルを利用して生じたトラブルについては、一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
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