緑の強風(Photoshop5.0)

作成:5/22/2000
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文字に草が強風で揺れているような模様を入れてみます。でもなんかちょっと気色悪いな(笑)。
  • 材料 特になし
  • 道具 Adobe Photoshop5.0J


  1. 新規ファイルの作成
    今回はPhotoshopで300×300ピクセル、72dpiのファイルを新規作成しました。
    草がボーボー(これは関西弁でしょうか?)に広がるので、少し大きめに作っておきます。

  2. 新規のレイヤーを作成
    例によって、レイヤーパレットのメニュー(パレットの右上角の三角マーク)をクリックし、「新規レイヤー...」を選択して新しいレイヤー1を作っておきます。

  3. 文字マスクツールで文字を入力
    文字マスクツールで文字を入力します。ここではTimesNewRomanの200ポイントを使用しています。
    なお、文字はできるだけ真ん中に移動しておいてください。

  4. 塗りつぶし
    [編集]メニューの[塗りつぶし...]を使用色:黒で適用します。

  5. 選択範囲を解除
    [選択範囲]メニューの[選択を解除]で選択範囲は外しておきます。

  6. ノイズフィルタ適用
    [フィルタ]メニューの[ノイズ]から[ノイズを加える..]を選択します。
    ノイズの量に200、分布方法にガウス配布、グレースケールノイズを指定して実行します。

    ここまでで文字は図のような感じになっていると思います。

  7. 回転フィルタ適用
    [フィルタ]メニューの[変形]から[回転...]を実行します。
    今回、角度には120度を指定しましたが、お好みで調整していただいてかまいません。

  8. 風フィルタ適用
    続けて[フィルタ]メニューの[表現手法]から[風...]を選択します。
    「標準」、「左から」オプション指定します。


    これが最終的にエッジになりますので、強くかけたい場合はこの操作を数回繰り返します。
    ここでは3回繰り返しました。

  9. もう一度回転フィルタ適用
    [フィルタ]メニューの[変形]から[回転...]を実行します。
    先に適用したときとは逆に-120度で実行します。

    文字の形がほぼ戻ってきます。

  10. レベルを補正
    [イメージ]メニューの[色調補正]から[レベル補正...]を選択します。入力レベルの中間の値を0.5前後に移動させます。
    図の赤丸印の部分の数値を変更するか、スライダを操作して設定します。

    文字のコントラストが少しはっきりしてくると思います。

  11. レイヤーを複製
    レイヤーパレットのメニュー(レイヤーパレット右上の三角マークをクリック)から「レイヤーを複製...」を選択して新しいレイヤー(レイヤー1のコピー)を作成します。
    できたら、「レイヤー1のコピー」についている目玉マークをクリックして隠し、「レイヤー1」の方をクリックしてアクティブに(図では水色になっている)します。

  12. 緑色を選択
    色見本から、暗めの緑色を選択します(必ずしも図のとおりでなくてかまいません)。

  13. 塗りつぶし
    [編集]メニューの[塗りつぶし...]を選択し、使用色:描画色、「透明部分の保護」にチェックを入れて実行します。

    文字に色がつきます。

  14. 「レイヤー1のコピー」をアクティブに
    レイヤーパレットで、「レイヤー1のコピー」を選択します(目玉マークは自動的に表示されると思います)。

  15. 着色
    [イメージ]メニューの[色調補正]から[色相・彩度...]を選択し、「色彩の統一」にチェックを入れてから、色相:90、再度:50、明度:5で実行します。

  16. レイヤーを結合
    レイヤーパレットに移り、レイヤーパレットのメニュー(レイヤーパレット右上の三角マークをクリック)から「下のレイヤーと結合」を選択します。
    レイヤーは1つになります。

  17. レイヤー効果を適用
    [レイヤー]メニューの[効果]の「ドロップシャドウ...」を適用します。
    今回はすべて規定値のまま適用しました。

  18. トリミング(オプション)
    トリミングする場合は、トリミングツール(ツールパレットの選択ツールを右側にドラッグすると出てきます)で必要な部分を選択してEnterキーを押してください。

できあがり

おまけ

Photoshop5.0J用アクション


使用上の注意
アクションファイルの使用法はこちらをごらんください。 上記の効果を適用します。新規ファイルの作成、文字マスクツールによる文字入力までを手動で行った後、ご利用ください。ステップ2の新規レイヤーの作成はアクションに含まれています。

重要
本ページのアクションファイルを利用して生じたトラブルについては、一切の責任を負いかねますのでご了承ください。




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