押し出し(Photoshop5.0)
作成:9/16/2000
改訂:--/--/--
文字をぐいっと押し出した感じにしてみます。ただ、3Dソフトみたいに、すべてのエッジがキレイに出るわけではありませんので、ご了承くださいね。
- 材料 特になし
- 道具 Adobe Photoshop5.0J
- 描画色を黒に設定
色見本パレットから黒を選択しておきます(背景は白色)。
- 新規ファイルの作成
今回はPhotoshopで200×200ピクセル、72dpiのファイルを新規作成しました。
- 新規レイヤーを作成
レイヤーパレットのメニュー(パレット右上の三角マーク)から[新規レイヤー...]を選んで新しいレイヤー(レイヤー1)を作成します。
- 文字マスクツールで文字を入力
文字マスクツールで文字を入力します。ここではTimes
New Romanの140ポイントを使用しています。
押し出し分だけ移動しますので、背景には余白があるようにしておいてください。
- 黒で塗りつぶす
選択範囲はそのままにしておいて、[編集]メニューの[塗りつぶし...]を使用色:黒で実行します。
- 選択範囲を解除
[選択範囲]メニューから[選択を解除]を選んで、選択範囲は外しておきます。
- レイヤーを複製して、もとのレイヤーに戻る
レイヤーパレットのメニュー(パレット右上の三角マーク)から、[レイヤーを複製...]を選択して、「レイヤー1のコピー」を作成します。
以降の作業をやりやすくするため、続けて「レイヤー1のコピー」の先頭の目玉マークをクリックしてレイヤーを隠し、「レイヤー1」をクリックして戻ります。この操作でレイヤーパレットは図のような状態になります。
- 移動ぼかしフィルタ適用
続けて[フィルタ]メニューの[ぼかし]から[ぼかし(移動)..]を選びます。
「角度」に-45、「距離」に20のオプションで適用します。
- アンシャープマスクフィルタ適用
続けて[フィルタ]メニューの[シャープ]から[アンシャープマスク...]を選択します。
このフィルタは、再起動しても前回の設定値を記録してしまうため、一応、標準的にご使用になっているオプション項目をメモしてから、
「適用量」500、「半径」250で実行します。マシンによっては、実行には若干時間がかかるかもしれません。
ここまでの操作で画像は図のように塗りつぶしたような状態になります。
- 好きな色を選択
描画色にお好きな色を設定してください。
- 透明部分を保護して塗りつぶし
[編集]メニューの[塗りつぶし...]を使用:描画色、「透明部分の保護」にチェックをいれて実行します。
黒かった部分の色が変化します。
- レイヤー1のコピーへ移動
レイヤーパレットの「レイヤー1のコピー」をクリックしてアクティブにします。

- スクロールフィルタ適用
[フィルタ]メニューの[その他]から、[スクロール...]を選択し、水平方向:-6、垂直方向:-6で適用します。
- 好きな色を選択
また、描画色にお好きな色を設定してください。
- 透明部分を保護して塗りつぶし
[編集]メニューの[塗りつぶし...]を使用:描画色、「透明部分の保護」にチェックをいれて実行します。
ほとんど出来上がりになってきます。
- 描画色を黒に設定
色見本パレットから黒を選択しておきます。
- 境界線を描く
[編集]メニューの[境界線を描く...]を選択し、幅:2のオプションで実行します。

- 下のレイヤーに移動
レイヤーパレットで、「レイヤー1」をクリックしてアクティブにします。
- 境界線を描く
先ほどと同様に[編集]メニューの[境界線を描く...]を選択し、幅:2のオプションで実行します。
できあがり
おまけ
Photoshop5.0J用アクション
使用上の注意
アクションファイルの使用法はこちらをごらんください。 上記の効果を適用します。新規ファイルの作成、文字マスクツールによる文字入力を手動で行った後、ご利用ください(ステップ1の描画色選択およびステップ3の新規レイヤーの作成はアクションに含まれています)。
比較的細い文字でないと、金属感はあまりでません。
重要
本ページのアクションファイルを利用して生じたトラブルについては、一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
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